すくう、注ぐが快適に。機能美あふれるレードル
ヨシタ手工業デザイン室の思いのままに使える、レードルをご紹介。毎日のすくう、注ぐをより快適にしてくれます。ひとまわり小さなレードルですが、使いやすいのはこの大きさだったのかもしれません。
■すくう、注ぐが思いのまま
お椀やスープジャーなどに汁ものを注ぐとき、こぼれてしまうことありませんか。
ヨシタ手工業デザイン室のレードルは、すくう部分の直径が7.5cmと一般的なものよりもひとまわり小さなデザイン。さらに持ち手のカーブによってすくう、注ぐが思いのままにできます。
お鍋からスープジャーや口の小さな器にうつすとき、気をつけていてもこぼれてしまう。そのもったいないもこのレードルで解決できるかもしれません。
▲小さなお鍋でも、小回りがきいて使いやすい
小ぶりだとすくう回数が多いのではと心配かもしれませんが、1回ですくえるのは50cc。汁もの1人分を150ccとすると約3回注げば済みそうです。使ってみると、ひとまわり小さなレードルの使い勝手のよさを感じていただけるはず。
さらに50ccという量が絶妙で、煮物の時など計量スプーンとしても使えます。洗い物がひとつ減って、毎日料理する方にとってはうれしいところです。
■シャンとした佇まい
このレードル、佇まいが実にシャンとしています。料理中、テーブルに置いて、左右に転がることもなく、すくう部分はテーブルにつかないデザインになっています。横からみたカーブがなんとも美しい。▲このカーブが使いやすさの秘密
お鍋にかけても、ぐらぐらせず安定します。どこまでもスマート。
壁にかけるときは横向きに。
素材はステンレス製で、手に馴染むように仕上げられています。誰もが使いやすいように考えられた道具。ボックス入りだから、ギフトにもおすすめです。
■職人の街、新潟県燕三条市生まれ
このレードルは金属加工が盛んな新潟県燕三条市で製造しています。ハンドル部分は、規格品としてもともとあったステンレスの棒を曲げ加工。
平べったくなった金属は角に丸みがあり握りやすく、ステンレス材もヒヤッとしません。
■使い心地を追求して
「手で触れ五感に感じることを大切にしたい」という普遍性を大事にしながら、ものづくりを行うヨシタ手工業デザイン室。
つくり手であるプロダクトデザイナーの吉田守孝さんは「手を動かし道具や素材との対話から気づき着想したい」という思いから、生活用品をデザインしています。
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《おいしいつくり手》手で考えるキッチン道具 /ヨシタ手工業デザイン室 𠮷田守孝さん
SHOPPING MEMO
ステンレスラウンドバーシリーズ
サイズ:長さ25 × ハンドル幅8 × おたまの直径7.5cm
重量:85g
材料:ステンレス
製造:新潟県燕三条